スコッチグレイン染め替えーダイフレンチリキッド編―

皆さまこんにちは😄✨

4月は新生活が始まる季節ですね。多くの人が気持ちを新たに様々な取組を始めるには最適なタイミングです🌸

今回のブログは、靴磨きの延長で「黒染め」のおすすめ記事となっております。春先は靴磨きや、クリーニング需要も増えるのですが、実は傷んだ靴の買い替えも多い季節でもあります！

ただお気に入りの靴は履きやすく捨てるのが勿体ないという方も大変多いので、染め替えであれば履き心地そのまま生まれ変わります。職人の探求心と技術力を持ってすれば、それほど難しくは無い作業なのでぜひ挑戦してください。

今回はちょうど良いタイミングで、本社スタッフからの旦那さんの靴を染める依頼があったので、いざ実践です！暖かくなってきたので、コーヒーを準備してベランダでのんびり作業します🌸

ご依頼前のスコッチグレイン。
ちなみに記憶にある限りオールソールは3回やっているはず(;’∀’)長いお付き合いです。

～簡単な作業の流れ～　　

⓵元の顔料を除去・キズ埋めヤスリ掛け
顔料が強い靴なので、シンナー系で除去してすっぴんに😄ついでにキズも埋めてやすり掛けで整えます。

（Mシンナー・アセトン、メラミンスポンジ等々）

➁染め（ダイフレンチリキッド薄く均一に塗布）

今回はダイフレンチリキッドのディープブラック使用。筆とスポンジの両方で塗る派です。染料を重ね塗りすると、浸透しない部分の赤が強く残るので重ねるときは、一度リムーバーで落としたりして回数を重ねます<(_ _*)>

【ダイフレンチリキッド　ディープブラック】
【online】https://www.subaru-ec.com/products/detail.php?product_id=896　

③保湿・仕上げ磨き・色止め

アルコール染料なのでしっかり保湿。お好みの保湿クリーム。黒の濃度調整でサフィールやタラゴの靴クリームで磨く。全体に薄くポリッシュを塗布（鏡面磨きはかなり有効）することで色止め効果があります😄

　（その他：色止めでタラゴウォーターベースラッカーなどあります）

以上で完成です。細かな作業内容などは飛ばしてますが、正解はひとつではありません。ぜひ探求して、新しいメニューの一つとしてやってみてはいかがでしょうか(*^^)v

営業　塚脇